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Amendment Agreement(変更契約書)について、そのPrincipal provisions(主要条項)の要点を中心に解説します。
最初に、Amendment Agreement(変更契約書)とは、すでに締結済みのOriginal Agreement(原契約)の内容を変更する英文契約書のことをいいます。
1.Premises (頭書) :
一般の英文契約書のPremises (頭書)と要領は同じですが、冒頭のThis Agreement(本契約)の部分が、This Amendment Agreement(本変更契約)に置き換わります。
2.Recitals(前文):
一般の英文契約書のRecitals(前文)と要領は同じですが、以下の二点に留意します。
ひとつは、変更の対象となるOriginal Agreement(原契約)を特定することが必要です。
そして、Original Agreement(原契約)を変更するに至ったBackground(経過)についての説明を入れます。
3.Description of Amendment(変更の内容):
変更のやり方は、大きく二通りあります。
ひとつは、Original Agreement(原契約)の条文の一部分を変更する場合に、その変更となる部分を特定・引用した上で、ひとつひとつ、語句を置き換えていく方法です。
もうひとつは、Original Agreement(原契約)の条文の一部分を変更する場合に、その変更となる部分を含む条文全体を削除して、新しい条文に置き換えるやり方です。
なお、Original Agreement(原契約)については、修正されることがたびたびあるので、最新版の契約コピーを別紙として添付するのが確実です。
4.Survival(存続条項)
変更の対象とならなかったOriginal Agreement(原契約)の他の規定は、影響を受けず、継続して有効であることを確認します。
(ご参考):Survival(存続条項)については、Survival(存続条項)|英文契約書の一般条項をご覧ください。
5.Signature(署名欄):
一般の英文契約書のSignature(署名欄)の要領と同じですが、注意点があります。
Original Agreement(原契約)にAmendment and Alteration(修正・変更条項)がある場合は、Amendment Agreement(変更契約書)に、権限のある署名者によるサインを要求しているケースが多くあります。
その場合は、権限のある署名者以外の者がサインしないように注意することが必要です。
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