訳:
~のいずれか、〜の中の任意のひとつ
意味合い:
複数要素の中から「任意のひとつ」または「いくつか」を選択的に指し示す際に使用される表現です。後に続く名詞は複数形になることが特徴です。
用法:
主に契約解除条項や定義条項で、複数の事由や要素を列挙した後、そのうち一つでも該当すれば特定の効果が発生する状況を示す際に使用されます。
- (解除事由): 以下の事由のいずれか一つでも発生した場合に、解除権を行使できる。(例文1)
- (定義): 以下の事業体のいずれかに該当する場合を関連会社と定義する。(例文2)
例文1(契約解除条項から):
Either Party may terminate this Agreement immediately if any of the following events occurs: (a) material breach of this Agreement; (b) bankruptcy of the other Party.
(訳) 以下の事由のいずれかが発生した場合、いずれの当事者も直ちに本契約を解除することができる:(a)本契約の重大な違反;(b)相手方当事者の破産。
例文2(定義条項から):
“Affiliate” means, with respect to a Party, any of the following entities that directly or indirectly controls, is controlled by, or is under common control with such Party.
(訳) 「関連会社」とは、当事者に関し、当該当事者を直接的または間接的に支配する、当該当事者により支配される、または当該当事者と共通の支配下にある、以下のいずれかの事業体を意味する。
【注記】
- if any of the following events occurs: 以下の事由のいずれかが発生した場合。事由が単数であっても解除権が発動する。
- any of the following entities: 以下のいずれかの事業体。複数要素からの選択を指している。