訳:
(財産・権利などの)譲渡;(業務などの)割り当て、配分
意味合い:
大きく分けて2つの意味を持ちます。一つは、権利、財産、または契約上の地位を第三者に移転させること(譲渡)。もう一つは、プロジェクト管理などにおいて、特定の人員にタスクや責任を割り振ること(割り当て)です。英文契約では、どちらの意味で使われているかを文脈(知的財産権なのか、業務遂行なのか)で見極める必要があります。
用法:
知的財産権条項(Intellectual Property Clause) では「譲渡」として、業務委託契約(Service Agreement) や 業務範囲条項(Scope of Work Clause) では「割り当て」として使用されます。
- (権利の譲渡): 創作された知的財産権の完全な譲渡を受けることを定める。(例文1)
- (業務の割り当て): スタッフへの業務の割り当て(タスク配分)に関する責任を定める。(例文2)
例文1(知的財産権条項から):
The Company shall obtain a full assignment of all Intellectual Property Rights created by the Contractor during the term of this Agreement.
(訳) 会社は、本契約期間中に受託者が創作したすべての知的財産権について、完全な譲渡を取得するものとする。
例文2(業務委託契約から):
The Project Manager shall be responsible for the assignment of tasks and supervision of the Contractor’s personnel.
(訳) プロジェクトマネージャーは、業務の割り当ておよび受託者の人員の監督について責任を負うものとする。
【注記】
- full assignment: 完全な譲渡。一部の利用許諾(License)ではなく、権利そのものを移転させることを強調しています。
- assignment of tasks: タスクの割り当て。この文脈では「譲渡」ではなく「配分・管理」を意味します。