訳:
委任する、委託する、委ねる
意味合い:
自分が負っている契約上の義務(duties)を、第三者に代わりに行わせることを指します。
※ Legal Interpretation:
- Assignment vs Delegation: 一般に「権利」を移転させることを Assignment(譲渡)、「義務」を代わりに行わせることを Delegation(委任/下請)と呼び分けます。
- Consent requirement: 多くの契約では、相手方の承諾なしに勝手に第三者に義務を delegate することを禁止しています(下請禁止条項など)。
💡 Practical Tip: IT開発や専門コンサルティング契約では、その会社(または担当者)のスキルを信頼して発注するため、勝手に下請け(delegation)に出されることを嫌います。そのため、譲渡禁止条項の中で delegate も明確に禁止するのが一般的です。
用法:
主に 譲渡禁止条項(Assignment and Delegation Clause) で使用されます。
- (委任の制限): 他方当事者の事前の書面による同意なしに、契約上の権利義務を委任することを禁止する。
例文(譲渡禁止条項:Assignment Clause から)
Neither Party may delegate any or all its rights and obligations under this Agreement without the prior written consent of the other Party.
(訳) いずれの当事者も、他方当事者の事前の書面による同意なしに、本契約に基づく全部又は一部の権利義務を委任することはできない。
【注記】
- prior written consent: 事前の書面による同意。
- any or all: 全部又は一部の。