訳:
法律で規定されている場合を除き
意味合い:
当事者間の合意(契約)よりも、「強行法規(法令)」が優先されることを確認する表現。契約に何と書こうと、法律が別の義務を課している場合はそれに従う、という法的限界を示す。
Legal Interpretation:
契約自由の原則よりも公法や強行規定(労働法、消費者保護法、データ保護法等)が上位にあることを認めるもの。これを入れ忘れても法律は適用されるが、確認的に入れるのが一般的。
Practical Tip:
個人情報保護や税務情報の開示など、公権力による強制が介入する可能性がある条項において、契約違反の責めを負わないための「逃げ道」として必須となる。
as provided by law(法律で規定される)と as provided herein(本契約で規定される)の比較:
前者は「外部の法律」、後者は「内部の契約」を参照する。
用法:
Privacy / Personal Information(プライバシー・個人情報)条項において、本人の同意なしに開示しないのが原則だが、捜査機関からの要請など「法律上の義務」がある場合は開示する、という文脈で使われる。
例文:
The company will not use or disclose personal information without the customer’s consent or authorization except as provided by law.
(法律で規定されている場合を除き、会社は、顧客の同意または承認を得ることなく、個人情報を使用または開示しないものとする。)
例文の注記:
- disclose:開示する。
- authorization:承認、権限付与。