訳:
~を条件とする、~次第である、~の条件付き
意味合い:
ある事柄が成立したり義務が発生したりするために、別の事柄が完了している必要があるという「条件関係」を表します。
※ 比較解説(実務的深掘り):
- subject to との比較: subject to とほぼ同義ですが、contingent upon は「もしAが起きなければBは発生しない」という、より強い因果関係・依存関係を強調する際に好まれます。
💡 Practical Tip: 「契約は締結したが、実際の取引実行(Closing)は政府の認可が下りてから」というように、プロセスの前後関係を厳密に縛りたい時に多用されます。認可が下りなかった場合に、法的な責任を負わずに契約を白紙に戻すための防衛線となります。
用法:
主に 条件条項(Conditions Precedent / Closing Conditions) で使用されます。
- (義務発生の前提条件): 認可取得などの条件が満たされない限り、履行義務が生じないことを定義する。
例文(表明保証条項:Representations and Warranties Clause から):
The Buyer’s obligation to close this transaction is contingent upon the Seller obtaining all necessary governmental permits and approvals prior to the closing date.
(訳) 本取引を完了させる買主の義務は、売主が完了日より前に、必要とされるすべての政府認可および承認を取得することを条件とする。
【注記】
- close this transaction: 本取引を完了(決済)させる。
- prior to the closing date: 完了日(決済日)に先立って。