訳:
別紙、添付書類
意味合い:
契約書の本文とは別に、詳細な条件やリストをまとめた付属書類のことです。
Legal Interpretation:
「incorporated herein(本契約の一部を構成する)」という言葉と共に使われることで、別紙の内容も契約本文と同等の法的拘束力を持つことが保証されます。本文を簡潔に保ち、技術的な詳細(仕様書、価格表など)を外出しにするために使われます。
Practical Tip:
契約締結時には、本文だけでなく、すべてのExhibit(別紙)が揃っているか、内容に矛盾がないかを必ず確認してください。本文には「Exhibit A」とあるのに、実際には添付されていないという初歩的なミスが、後の大きな紛争に繋がることがあります。
Exhibit(別紙)とAppendix(付録)の違い:
どちらも「付属書類」を指し、実務上はほぼ同じ意味で使われます。ただし、Exhibitは「証拠資料」や「参照すべき詳細表」という意味合いが強く、Appendixは「補足的な情報」というニュアンスで使い分けられることが稀にあります。
用法:
主に定義(Definitions)条項や支払い(Payment)条項など、詳細なデータを参照する必要がある箇所で使用されます。
例文1(定義条項:Definitions Clause):
The detailed specifications and quality standards for the Goods shall be as set forth in Exhibit A attached hereto and incorporated herein.
(日本語訳)
本商品の詳細な仕様および品質基準は、本契約に添付され、かつ本契約の一部を構成する別紙Aに定めるとおりとする。
例文2(支払い条項:Payment Terms):
The service fees and the applicable pricing schedule for the Services provided under this Agreement are contained in Exhibit B for the parties’ reference.
(日本語訳)
本契約に基づき提供されるサービスの手数料および適用される価格表については、当事者の参照用として別紙Bに記載されている。
例文の注記:
- as set forth in:〜に定めるとおり。
- incorporated herein:本契約の一部を構成する(組み込まれる)。