訳:
定型約款条項、ボイラープレート条項、一般条項
意味合い:
契約の種類(売買、ライセンス、雇用など)に関わらず、ほぼすべての契約書に共通して含まれる標準的な条項を指します。準拠法、合意管轄、完全合意、不可抗力などがこれに該当します。もともとは「蒸気機関の銘板(ボイラープレート)」が同じ型で量産されたことに由来し、契約書の「使い回し可能な定型部分」を意味します。
※ 一般条項(General Provisions)や雑則(Miscellaneous)との比較: 実務上、これらはほぼ同義ですが、Boilerplate はより「どこにでもある定型文」というニュアンスが強く、General Provisions や Miscellaneous は契約書末尾にまとめられた「その他の規定」という構造上の名称として使われます。
用法:
契約書の末尾に配置される 一般条項(General Provisions / Miscellaneous) を総称します。
- (標準的な規定の適用): 準拠法の指定など、取引の個別条件ではないが法務上不可欠な定型的な規定。
例文(定型約款条項:Boilerplate Clause / Governing Law Clause から):
Governing Law: This Agreement shall be governed by and construed in accordance with the laws of Japan without reference to principles of conflict of laws.
(訳) 準拠法:本契約は、法の抵触に関する原則の適用を排除し、日本法に準拠し、かつ同法に従って解釈されるものとする。
【注記】
- governed by and construed in accordance with: 〜に準拠し、かつ〜に従って解釈される。
- conflict of laws: 法の抵触。