hereafter

今後、将来、本契約の締結後

意味合い

「本契約の締結時」を基準として、それ以降の将来の時点を指します。時間の経過に伴う変化(法律の改正など)を、将来にわたって取り込む際に使われる表現です。

法的解釈 (Legal Interpretation)

時間の連続性を確保するための用語です。特に準拠法条項において hereafter in effect と表現する場合、将来その法律が改正されたとしても、常に最新の(その時点で施行されている)法律を適用するという意思表示になります。

実務のヒント (Practical Tip)

from now on よりも格調高く、契約上の基準点を明確にする効果があります。ただし、あまりに遠い将来まで無制限に義務を課すことにならないか、期間(Term)条項との整合性に注意が必要です。

類似・関係する用語との違い

  • hereinafter(以下)との違い
    hereinafter は「書面の中の、これより後の部分」という物理的な場所を指しますが、hereafter は「これからの未来」という時間を指します。
  • thereafter(その後)との関係
    hereafter は「今(本契約締結)」を起点としますが、thereafter は「その時(特定のイベント発生時)」を起点とします。

用法

主に Governing Law(準拠法条項)Term and Termination(期間・終了条項) で使われます。「将来にわたる継続的な義務や適用」を定義する役割を持ちます。

例文(hereafter:今後、将来、本契約の締結後)

【準拠法条項(Governing Law)より】
This Agreement shall be governed by and construed in accordance with the laws of Japan hereafter in effect, without regard to its conflict of laws principles or any future amendments thereto.

(日本語訳)
本契約は、法の抵触に関する原則やその後の改正にかかわらず、今後施行される日本の法律に準拠し、同法に従って解釈されるものとする。

例文の注記

  • laws of Japan hereafter in effect今後施行される日本の法律。締結時の法律だけでなく、将来の改正法も適用対象に含める意図です。
  • without regard to its conflict of laws principles法の抵触に関する原則にかかわらず。どこの国の法律を適用するかで迷う(法の抵触)ルールを排除し、日本法のみを適用する決まり文句です。
  • future amendments theretoその後の改正。hereafterの内容を補足し、将来の法改正を明示的に対象に含めています。