訳:
ただし、~である、~であることを除き
意味合い:
直前の文章で述べた広い原則や権利を認めつつ、「唯一の条件」や「付帯的な制限」を直後に付け加える接続詞的な役割を果たします。
Legal Interpretation:
形式上は「但書(ただしがき)」としての機能を持ちます。原則として与えられた権利(例:譲渡の自由)に対して、「手続き上の義務(例:事前の同意)」という制約をかける際によく使われます。
Practical Tip:
“but” を使うよりも契約書らしいフォーマルな響きになります。長い一文の最後にこれがある場合、そこが実務上の最重要ポイント(譲れない条件)であることが多いです。
except that(ただし〜)とprovided that(ただし〜)の比較:
どちらも「ただし」と訳されますが、”except that” は「例外」であることを強調し、”provided that” は「条件・前提」であることを強調するニュアンスの違いがあります。
用法:
譲渡条項(Assignment Clause)において、権利の譲渡を認めつつ、相手方への事前通知や承諾を必須条件とする文脈で多用されます。
例文(譲渡条項:Assignment Clause):
The Supplier may assign its rights under this Agreement, except that the Supplier shall obtain the Customer’s prior written consent for such assignment.
(日本語訳)
サプライヤーは本契約に基づく権利を譲渡することができる。ただし、サプライヤーは当該譲渡について、顧客から事前に書面による同意を得なければならないものとする。
例文の注記:
- assign its rights:権利を譲渡する。
- prior written consent:事前の書面による同意。実務上、後日の紛争を防ぐために「書面」であることが極めて重要視されます。