訳:
正本(せいほん)
意味合い:
修正を重ねたドラフト(草案)段階が終わり、最終的に当事者が署名を行うための完成版ファイルのことです。
Legal Interpretation:
「これが最終合意内容である」と確定された文書です。署名された後は、解釈の争いが生じた際に参照される唯一の法的拘束力を持つ基準となります。
Practical Tip:
実務では、ファイル名に「20260313_Execution_Version」のように日付を入れて管理します。これ以前のやり取り(メールやメモ)は、この正本が作成された時点で、通常は効力を失う(完全合意条項により上書きされる)ことに注意してください。
execution version(正本)とDraft(草案)の違い:
Draftはまだ交渉の余地があり変更される可能性がありますが、execution versionは一切の変更が許されない「ハンコを押すだけ」の状態の文書を指します。
用法:
主に契約交渉の最終局面や、他の関連契約(附属合意書など)との関係を整理する文脈で使用されます。
例文(契約確定条項:Confirmation Clause):
The parties acknowledge that the execution version of this Agreement, signed and dated by both parties, shall be the legally binding document.
(日本語訳)
両当事者は、両当事者によって署名および日付が記載された本契約の正本が、法的拘束力のある文書となることを確認する。
例文の注記:
- acknowledge:確認する、認める。
- legally binding document:法的拘束力のある文書。