英文契約書・日本語契約書の作成・翻訳・チェックの専門事務所です。電話:042-338-2557 宇尾野行政書士事務所
業務委託契約書のひな形サンプルです。
ご注意:
お客様の取引には、通常、個別の事情があります。たとえば、お客様が委託者側なのか受託者側なのか、などです。本来は、その固有の事情に沿って契約書が作成されるべきです。 下記のひな形は、あくまでひとつのサンプルです。 使用する場合は、自己の責任でお願いいたします。
業務委託契約書
(委託者) ○○(以下、「甲」という。)と(受託者) ○○(以下、「乙」という。)とは、業務の委託に関して、次のとおり契約を締結する。
第1条(委託業務) 甲は、乙に対し、以下の○○の業務(以下、「本件業務」という。)について委託し、乙はこれを受託した。
本件業務の内容:○○
第2条(善管注意義務) 乙は、善良なる管理者の注意をもって、本件業務の遂行にあたる。
第3条(委託料) 本契約における委託料は、月額金○○円とする。
2 甲は、乙の指定する銀行口座に振込の方法によって、翌月の○○日までに当月の委託料を支払うものとする。(振込手数料は甲の負担)
第4条(報告義務) 乙は、甲からの請求があった場合には、本件業務の履行状況について直ちに報告しなければならない。
第5条 (再委託の禁止)
乙は、本件業務の全部又は一部を第三者に対し再委託することはできない。ただし、甲が書面による再委託の許可を事前にした場合はこの限りでない。
第 6条(契約解除) 甲又は乙が本契約の条項に違反したときは、他方の当事者は何らの催告もせず、直ちに本契約を解除することができる。
第7条(秘密保持) 甲又は乙は、本契約に基づき知り得た一切の情報を、第三者に開示・漏示してはならない。
第8条 (損害賠償責任)
甲又は乙は、解除、解約又は本契約に違反することにより、相手方に損害を与えたときは、その損害を賠償しなければならない。
第9条 (遅延損害金)
甲が本契約に基づく金銭債務の支払いを遅延したときは、乙に対し、支払期日の翌日から支払済みに至るまで、年14.6%(年365日日割計算)の割合による遅延損害金を支払うものとする。
第10条(契約期間) 本契約の有効期間は、○○年○○月○○日から○○年○○月○○日までの○年間とする。
2 前項の期間は、委託期間の満了前○か月以内に甲乙のいずれからも異議がないときは、自動的に1年間更新されるものとし、以後も同様とする。
第11条 (反社会的勢力の排除) 甲及び乙は、自己又は自己の役員が、暴力団、暴力団関係企業、総会屋もしくはこれらに準ずる者又はその構成員(以下これらを「反社会的勢力」という。)に該当しないこと、及び次の各号のいずれにも該当しないことを表明し、かつ将来にわたっても該当しないことを相互に確約する。
① 反社会的勢力に自己の名義を利用させること
② 反社会的勢力が経営を実質的に支配していると認められる関係を有すること
2 甲又は乙は、前項の一つにでも違反することが判明したときは、何らの催告を要せず、本契約を解除することができる。
3 本条の規定により本契約が解除された場合には、解除された者は、解除により生じる損害について、その相手方に対し一切の請求を行わない。
第12条(協議解決) 本契約に定めのない事項又は解釈に疑義を生じた事項については、甲及び乙は、誠意をもって協議の上解決する。
第13条(合意管轄) 甲及び乙は、本契約に関する一切の裁判上の紛争については、○○地方裁判所を専属的合意管轄とする。
本契約締結の証として、本書2通を作成し、甲乙記名押印の上各1通を保有する。
○○年○○月○○日
(甲)
(住所) ○○
(会社名) ○○
(役職と名前) ○○ 印
(乙)
(住所) ○○
(会社名) ○○
(役職と名前) ○○ 印