契約書の署名と記名の違い

契約書の調印には、署名と記名があります。

署名は、氏名を手書きで記載することをいいます。

記名は、印刷、タイプ、ゴム印で氏名を表示することをいいます。

日本では署名の場合も押印することが慣行ですが、法律的には押印をせず署名のみでも有効です。 記名の場合は、押印がないと有効とみなされません。

記名押印は、契約当事者の筆跡がないため、勝手に押印されたもので、そんなものは知らないと相手から否認されるおそれがあります。そのような心配がある場合には、署名と押印の両方にするのが確実です。

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